こんにちは。
新潟のラ・プリエールです。
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近年、インフルエンザやノロウィルス、結核などの感染症が問題となっております。
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特にインフルエンザに関しては毎年多くの感染者を出し、型が複数あるうえに新型も出現し、大きな社会問題となっております。
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そのため現在は公共施設や飲食店など多くの場所で消毒設備が設置され、販売されている除菌剤や殺菌剤にも多くの種類があります。
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感染防止にマスクを着用する機会も増え、以前はマスクといったら風邪をひいた人が着用するものでしたが、現在は感染予防をしたい方も着用するものとなっています。
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こうして考えてみますと、現在の社会の衛生への考え方というのは、年々大きく変化していることが分かります。
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では、こういった感染症は、生きている人間からしか感染しないのでしょうか?
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実は、B型・C型肝炎やHIV(エイズ)、結核などはご遺体からも感染します。
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さらに、インフルエンザやノロウィルスに感染していた故人様の場合、着用されていた衣服や寝具に付着したウイルスから感染する可能性もあります。
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アメリカではこういった感染症に関する考え方はとても進んでいて、 遺体に関してはその方の死因や病状、感染症の有無などが分かるまでは専用のシートでご遺体を密閉し、二次感染を防ぎます。
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生物は、その生態機能が停止した時点から腐敗が進み始めます。
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それは、生物や植物が生命としてこの地球上に存在している以上、逆らうことのできない自然現象です。
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遺体(死体)は、微生物によって分解されることで新たな命の糧となるのです。
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言葉こそマイナスな印象が強いですが、腐敗という過程は命が命であることの証しでもあるのだと思います。
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腐敗のメカニズムですが、人は死亡後、24時間以内に死後硬直が始まり、その硬直後に「完熟期」にはいります。
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完熟期にはいると硬直は解け、生前と変わらない柔らかさになります。
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そしてこの完熟期からが、本格的な腐敗の始まりとなります。
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腐敗の進んだご遺体は非常に弱く、少しのことで血液や体液が漏れてくることが多いです。
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また、腐敗の進んだご遺体は、一般の方は直視できないものがほとんどですし、臭いも非常に強いです。
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腐敗は細菌による分解がその作用の原因ですが、実は肝炎やHIV、結核などのウイルスも遺体の中でしばらく活動をしています。
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肝炎やHIVは血液や体液からの感染力が非常に強いので、処置の担当者の手に傷などがあった場合は感染の危険がありますし、 結核も空気感染により非常に強い感染力を持ちます。
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よくテレビや映画などでご遺体にすがりつく場面などを目にしますが、 故人様がウィルスに感染した状態で亡くなり適切な処置が施される以前の場合は、そういった行為が非常に危険であることがご理解いただけるかと思います。
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以上のことから、今の一般的な衛生基準では、ご遺体の処置をする際にはマスクと手袋の着用は必須であると考えますし、 ご遺族様が故人様に触れる際にはしっかりと感染予防の処置がされた状態であることも必須であると考えます。
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適切な処置が施されなかった場合は、処置をした担当者、ご遺族様、最悪の場合は参列者様にもリスクが発生することを知っていただきたいのです。
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中には、ご遺体の処置の際にマスクや手袋を着用することで、 「故人様への敬意が足りない」「自分の大切な人が汚れているというのか」 といった思いを感じられる人もいらっしゃるかと思います。
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ですが、今一度お考えいただきたいのです。
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適切な処置を施すことこそ私たちができる故人様への最大の敬意であり、ご遺族様としっかりとお別れをしていただけるためのお支度なのです。
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このことから、私たちラ・プリエールのこだわりの品質の一つとして、遺体保全の方法があります。
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ラ・プリエールが採用しているDOMS(ドムス)という遺体保全剤は、二酸化塩素により今回取り上げた感染症のすべてを防ぐことができます。
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最長5日間効果が持続するため、火葬までのご遺体からの感染を確実に防ぐことができます。
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政府、官公庁、警察庁にも正式に採用されている商品で、東日本大震災の際にも処置が追い付かず腐敗や腐乱の進んだご遺体からの二次感染の防止に大きく貢献しました。
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ラ・プリエールのご葬儀は、見えない部分にも故人様とご遺族、大切な方々のために徹底的にこだわっています。
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街の小さな葬儀屋さん
ラ・プリエール
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