葬儀と福祉

昨年の3月にラ・プリエールをオープンさせていただいて約10ヶ月が経ちました。

ラ・プリエールのコンセプトは、「小規模に特化した葬儀社」です。

小規模葬(家族葬)が増えているなかで、これからの皆さまの価値観に寄り添った葬儀サービスを提供したいと思い現在のスタイルにたどり着きました。

ラ・プリエールでは、ご葬儀だけでなく、海洋散骨や樹木葬、ダイヤモンド葬、宇宙葬なども取り扱いがあります。

また、リビング用の小型のお仏壇や自宅でお墓参りができるリビング墓など、

これまでのお葬式と埋葬、ご供養に「もっと選択肢があってもいいんじゃないか」と考えていたことを形にしました。

おかげさまで、地道ではありますがこんな価値観に共感をいただき、お仕事を務めさせていただいています。

ラ・プリエールの提供させていただくサービスはまだ新しい価値観ではありますが、確実なニーズは感じております。

しかしこの10ヶ月で、もう一つの大きなニーズを知りました。

それは、今社会問題にもなっている「超高齢社会」です。

2025年には団塊の世代が後期高齢者となりますし、死亡人口は今後20年間増加し続けます。

高齢者人口、死亡人口が増加し続けるなかで認知症患者は増え続け、平均寿命も伸び続けることが予測されています。

医療や介護などの社会福祉に求められる役割は年々増えていますが、高齢化する社会のスピードに追い付けていないというのが現実ではないでしょうか。

実は、新潟市中央区のしもまちエリア(新潟島の柾谷小路より北側のエリア)の高齢化率は深刻で、全国的平均の27%を大きく上回る50%以上とされています。

また、生活保護の需給世帯も全国平均の0.9%に比べ6%と、こちらも深刻な状況となっております。

高齢者の方を取り巻く環境は年々厳しくなっており、医療費や介護費、生活費の捻出に困窮している世帯が増えているという現実があります。

ラ・プリエールは葬儀社としてお仕事をさせていただいている中で、こうした問題の役に立つことができないか考えました。

日々の暮らしに不安を感じでいる高齢者が多いなか、行政も専門職も精一杯対処していますが、追い付いていないというのが現状だと思います。

お葬式というものが人生のゴールだとすれば、どうやったら安心してそのゴールを迎えられるのか。

ラ・プリエールはその部分もお手伝いさせていただきたいと思いました。

ラ・プリエールが最後をお手伝いさせていただくなかで、その前の段階からも皆さまのサポートをさせていただきたいと考えています。

緊急時の駆けつけ
日々のみまもり
くらしのサポート
身元引き受け

24時間対応で、一般の業種に比べて稼働率が少ない葬儀社だからこそ、このような部分でお役に立てるのではないかと思っています。

ラ・プリエールのコンセプトと異なるように感じるかもしれませんが、「お葬式」に関わる部分で時代に即した新しい価値観を提供するという意味では、まったく同じコンセプトだとも考えています。

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