安いというわけでは在りません

先日ご葬儀を担当させていただいたお客様からこんなお声をいただきました。

「安くしてくださって、ありがとうございました。」

「ゆっくりお別れができて、とても満足しています。」

今回はこのことについてお話させていただきたいと思います。

「安くしてくださって」ということですが、実は安くなっているわけではないです。

理由は2つあります。

1点目は、葬儀が小規模になっているということです。

これまでのお葬式は、会葬者や参列者が50~100名規模かみ普通でしたので、今よりも大掛かりなものだったと思います。

大規模なご葬儀では大きな施設や多くのお食事、返礼品が必要となりますし、お寺様の人数も増える場合がありました。

しかし現在のお葬式は、20名以下の希望を選択されるお客様が約6割もおられます。

そうしますと、施設も小規模で施行できますし、最近はお食事や返礼品も少なくてすみます。

このように、ご葬儀の規模が小さくなったことで自然と金額が下がっているわけです。

ですから、価格を下げているわけではなく、ご葬儀の規模に合わせた金額になっているだけです。

2点目は、利益率を適正な範囲に設定させていただいたことです。

葬祭業は、受注の見通しが立てづらいため事業の計画も立てづらい不安定な業種です。

そのためどうしても一般の業種よりは安全率を考えた利益率を設定しなくてはいけませんが、それでもこれまでは高過ぎる利益率を設定しすぎたのではないかと思いました。

もちろん葬祭業は専門的な分野ですし、皆さまのデリケートな場面をお手伝いさせていただくといった意味では、一般のお仕事より若干高めの利益率かもしれません。

だからといってそれが驚くような利益率では、お客様に対してフェアではないと感じたからです。

綺麗事だと思われるかもしれませんが、お客様の大変な時にここぞとばかりに商売根性を出したくないのです。

以上のことから、

「小規模で適正な価格を設定した結果」

だと思っています。

次に、

「ゆっくりとお別れができた」

と感じていただけたことについてです。

お葬式というものには喪主という役目が存在しますし、喪主は故人様に最も身近であった人が務めることが一般的です。

しかしこれまでのお葬式に対する価値観では、喪主様への負担があまりにも大きすぎるのではないかと感じていました。

故人様が旅立たれた時、一番悲しい人、しっかりお別れをしたいのは誰だろうということを中心に考えました。

今回のお客様からお伺いさせていただいたお話では、生前の故人様は喪主を務められた際に、喪主であるがゆえに式の対応に追われ、自分の親御様のお骨を拾うことができなかったそうです。

「自分が喪主を務めることになったら、お骨は自分で拾いたい」

今回のお客様は、そうした経験からお子様と話し合いこのように強く思っておられたそうです。

また最愛の人を失った精神的状態では、とても喪主の役目を果たす自信もなかったともおっしゃっておられました。

たしかに盛大なご葬儀や立派なお仏壇はお家柄の格式が表れる尊いものです。

しかし、現代は格式よりも思いを尊重することができる時代です。

一番悲しいはずの人が一番忙しいお葬式。

一番悲しい人たちこそ、(お金の問題も含めて)心ゆくまでお別れができる。

ラ・プリエールは、そんなご葬儀をお手伝いさせていただきたいと考えております。

街の小さな葬儀屋さん

ラ・プリエール

新潟市の小さなご葬儀のことならお任せください。

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