③お葬式の種類

前回は葬儀の費用に関して取り挙げましたが、今回は具体的な金額についてお伝えさせていただきます。

しかし一言にご葬儀といってもお式の内容や価値観によって様々な選択肢があり、それが決まって初めて費用が見えてきます。

近年のお葬式の参列者数は、その約70%が30人以下と言われており、小規模化が進んでいます。

そこで、お葬式の種類について少しお話をさせていただきます。

現在、お葬式は大きく分けて3種類ほどあります。


1.一般葬

2.家族葬

3.火葬式


です。

基本的にはこの3つを知っていただければ十分かと思います。


[一般葬と家族葬]

多くの方がイメージするお葬式のスタイルです。

なぜ一般葬と家族葬が同じ扱いになっているのかということですが、これには理由があります。


実は、一般葬も家族葬もお式の内容に違いはなありません。


はっきりとした定義はないのですが、現在の考え方としては、


会葬者が20名以上→一般葬

会葬者が20名以下→家族葬


という捉え方でいいと思います。

「家族葬」だから親族だけで行わなくてはいけないというような決まりもありません。

「家族=とても親しい人」

という解釈でいいと思います。

先程もお伝えしましたが、現在は半数以上のお客様が家族葬を選択されています。

[火葬式]

火葬のみを目的としたご葬儀で、「直葬(ちょくそう)」と呼ばれることもあります。


これは、「直接火葬場へ」という意味からこう呼ばれていますが、僕は個人的に好きになれないので、火葬式と呼んでいます。

お葬式に価値を見出だせない方が火葬式を選択する場合もありますが、多くが15万円前後と非常に低価格なので、品質的な問題は抱えています。

そのため、ラ・プリエールでは基本的には経済的な事情がない限りはお勧めしません。

(その代わりに家族葬と火葬式の間のプランを設けています。)

ここでもう一種類紹介させてください。


[一日葬]

です。


今ほどお伝えしたように、一般葬も家族葬も通夜と告別式がセットになっていることが一般的ですが、最近は通夜を省いて告別式1日でご葬儀を済ませるスタイルが好まれています。


実際にこれまでのラ・プリエールの担当させていただいたご葬儀のうち、半分くらいのお客様が一日葬でご葬儀を行われています。


暮らし方や働き方に様々な選択肢ができたように、こういった選択は時代にマッチしていると感じています。

個人的には、これからは圧倒的に一日葬という選択が増えると思っています。

このようにお葬式のにもいろいろな種類があるため、お葬式の金額は一概にいくらとは言い切れないというのが現状です。

たとえばラ・プリエールであれば、17万円~47万円のプランがあります。

お客様の要望によりオプションの追加など発生することもあるので、いくらになるかとはなかなか言いきれません。

ですから、

「いくら掛かるのか」

というよりは

「どうしたいか」

を考えることが一番いいのではないかと思います。

ただこれですとテーマの答えにはなりませんので、僕の感じている大雑把な市場価格をお伝えさせていただきます。

多くの方が選択されているご葬儀の価格としては、 30~40万円を中心として、その前後くらいだと感じています。


30万円でご葬儀、お布施で20万円、お斎や返礼品で15万円、
トータルで60万円~70万円くらいが一般的だと思います。

ここで一点お伝えしておきたいのですが、

「お葬式に予算を決めるなんておかしい!」

「家族葬なんて故人がかわいそうだ!」

「親戚が怒っている。」

と相談されることがよくあります。

でも僕は、お葬式に一番大切なものは心だと思っています。

それに、今の時代で予算を決めずに買い物をすることなどほぼあり得ません。

価格が提示されていればその価格で購入できることが当たり前ですし、予算を決めずにご葬儀を行ったらそれこそ支払いが気になってお別れどころではないと思います。

もともと、とてもデリケートな場面で精神的に余裕もないことが多いので、予算のことは何よりも優先するくらいの考えでいてください。

第一に、予算ありきです。

その予算の中でできる最大限のことができれば、僕はそれが最高のお葬式だと思います。

ですから、葬儀社にはただ提案されることを受け入れるだけではなく、あらゆる希望を伝えてください。

(もちろん、経済的な事情、家庭の事情、地域の事情など何でもです)


こうしたことに耳をかたむけない、対応してくれないような葬儀社であれば、他の葬儀社にもご相談されることをお勧めします。

いずれにしても、こうして考えてみると日本消費者協会の発表している200万円という金額がどれだけ現実とかけ離れているかご理解いただけたかと思います。

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